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2008年9月

Dvc00272 夕焼けのきれいさは写真では難しいですね・・・

昨日から産休に入りほっとしているところです。
ナースは切迫になるもんだと思っていましたが、自分は案外丈夫なようで特に大きなトラブルもなく仕事を終えました。
お腹ももうこれ以上は無理ってくらいぱんぱんでころころしています。
今日は病棟のスタッフ達が安産祈願夕食会を開いてくれて帰ってきたところです。みんなにあたたかく見送られ幸せをかみしめてました。
そんな時去年はふたりぼっちだったのにっていつも思い出すのです。
嫌なこともないけれど楽しいことも特にない去年の専業主婦の時。
仕事を始めてストレスはもちろんあるし、妊婦でナースは身体的に辛かったけど。仕事して仲間ができて友達ができて、やっとこの場所で生きていける感じがしてきました。やっぱり人は何だかの手段を持って社会にとけ込み人の中で生きていかなきゃいけないものだなと思います。
産休に入る挨拶を患者さん一人一人まわってしていたら泣けてきて困りました。
言葉が出ない身体を動かすことができない患者さんが多くいる病棟です。文字盤で『どうか無事で。元気でいてね』と伝えてくれる人。涙を浮かべて『ありがとう』と言葉にならない口の動きで伝えてくれる人。毎日一緒にいたからだいたいのことはわかるよ。こちらこそありがとう、何もできなくてごめんね。
まだもう少しここで看護を続けたいと思えてます。今のところ。

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ばあちゃん

Dvc00271 私の愛する夕暮れ間近の広沢池です。
8月29日祖母が亡くなりました。
88歳、緩和ケア病棟で家族に看取られ安らかな死であったそうです。
31日に高知へ帰省しそのままお通夜、1日お葬式、2日京都に戻ってきました。
負けず嫌いで人の後ろを歩いたり迷惑をかけることが大嫌い。ちょっときつめの性格ではありましたが、常に人に対し「ありがとう」という言葉を忘れない働き者で昔ながらの折り目正しい人でした。
早くにじいちゃんを先に亡くし30年以上田舎で一人暮らし。晩年は病気がちで一人暮らしは難しくなり入退院を繰り返してましたが、それでもデイサービスを楽しみにしていたり孫の結婚の心配をしたり、それなりにばあちゃんらしい最後のひとときを過ごせたのではないかと思います。
命は無限ではないし、死は誰であっても避けられないものです。ばあちゃんは88まで生きたし、いい人生だっただろうと客観的にも思うし、決して悲しむばかりの死ではないと思うのだけと・・・。やっぱり慣れ親しんだその身体が焼かれてしまうことは悲しい、いつもそこにあった笑顔が見られなくなるのは淋しい。ばあちゃんとの思い出を思い出してはぽろぽろと涙が出ます。
だけど目に映るものがすべてではないと思うから。昨日散歩をしていて花が鮮やかに燃える命のように咲いて見えたこと、夕暮れのピンクの空が優しく町を包んでくれたこと、お腹が痛くなった帰り道、腰掛けた石が暖かくてばあちゃんの膝に乗っているように感じたこと。
そこらじゅうに命はあるし神さまはいるしばあちゃんはいるんだと思う。
ねぇばあちゃん。

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